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4月の富山は、北アルプスの残雪と春の花が同じ場所に共存する、日本でも珍しい絶景を楽しめる季節です。高さ20メートルにも迫る雪の大谷、桜・チューリップ・菜の花が一度に揃う春の四重奏、300万本を超えるチューリップの海——これだけの見どころが一つの県に集まる春の旅先は、なかなかありません。
この記事では、初めて富山を旅する方も、何度か訪れたことがある旅行好きの方も満足できるよう、2026年4月の富山旅行を徹底ガイドします。観光スポットの楽しみ方から宿泊・アクセスまで、計画に役立つ情報をまとめました。
富山ってどんなところ?旅行先としての特徴

富山県は本州のほぼ中央、北陸地方に位置します。南に3000メートル級の立山連峰、北に「天然のいけす」と呼ばれる富山湾が広がり、山と海の恵みが凝縮されたエリアです。
東京からは北陸新幹線で約2時間、大阪からは約2時間半とアクセスしやすく、日本人観光客だけでなく外国人旅行者にも人気が高まっています。旅行スタイルとしては、自然・絶景好きはもちろん、グルメ旅行、温泉旅行、アクティブな山岳観光など幅広いタイプの旅行者に対応できる懐の深さが魅力です。
ベストシーズン:4月〜5月(春の花と残雪の競演)、10月〜11月(紅葉と立山の絶景)
推奨所要日数:1泊2日〜2泊3日
向いている旅行スタイル:絶景・自然、グルメ、文化・歴史、温泉、アクティブ
見どころ・おすすめスポット
① 立山黒部アルペンルート「雪の大谷」

日本の春を代表する絶景のひとつ、「雪の大谷」。標高2450メートルの室堂平に広がる、最大20メートルにも達する巨大な雪壁の回廊を歩くことができます。冬の豪雪地帯ならではの迫力ある光景で、国内外問わず多くの観光客を魅了しています。
2026年の「雪の大谷ウォーク」は4月15日(水)〜6月25日(木)の開催予定。開幕直後の4月〜5月上旬が最も雪壁が高く、迫力満点のタイミングです。室堂ターミナル付近から約500メートルの歩行者用通路が開放され、間近で雪壁を体感できます。
立山駅(富山地方鉄道の終点)からケーブルカー・高原バスを乗り継いで約50分で室堂へ。往復の乗り物代は大人約16,000円(2026年度)です。天候により積雪量は毎年変わりますが、どの年も圧倒的な存在感を放ちます。
滞在時間の目安:室堂での散策を含めて3〜5時間(日帰りも可能)
向いている人:絶景好き、山岳風景が好きな方、外国語ガイドも充実しているので海外旅行経験者にも◎
🌐 公式サイト:立山黒部アルペンルート 公式ウェブサイト
② あさひ舟川「春の四重奏」

富山県朝日町を流れる舟川沿いには、約280本のソメイヨシノが約1.2キロにわたって植えられています。この桜並木の足元にはチューリップと菜の花が広がり、背後には朝日岳・白馬岳の残雪を頂いた山並みが聳え立つ——これが「春の四重奏」と呼ばれる圧巻の光景です。
2026年の開催期間は4月3日(金)〜4月16日(木)。例年、満開と好天が重なる日は絶好のシャッターチャンスとなり、カメラを持った旅行者で賑わいます。2026年からは駐車場の事前予約制(オンラインチケット購入)が導入されましたので、訪問前に必ず公式サイトで確認してください。
最寄りのあいの風とやま鉄道「泊駅」から徒歩約40分(タクシーで約10分・1,600円ほど)。富山市内から車で約1時間程度のアクセスです。
滞在時間の目安:1〜2時間(周辺の農村風景も散策するなら半日)
向いている人:写真好き、自然の中をのんびり歩きたい方
🌐 公式サイト:あさひ暮らし旅(朝日町観光協会)公式ウェブサイト
③ となみチューリップフェア

砺波市で毎年開催される「となみチューリップフェア」は、300品種・350万本ものチューリップが砺波チューリップ公園を埋め尽くす、世界最大級のチューリップの祭典です。2026年は75回目の開催を迎え、テーマは「想いをつなぐ となみ花物語」。
2026年の開催期間は4月22日(水)〜5月5日(火・祝)。園内では色別・品種別に整然と並ぶチューリップのほか、花壇アート、夜のライトアップなども楽しめます。「春の四重奏」と組み合わせれば、富山の春の花を存分に満喫できます。
砺波駅(城端線)から徒歩10分でアクセス可能。富山駅から城端線で約40分です。
滞在時間の目安:2〜3時間(夜のライトアップも楽しむなら半日)
向いている人:花好き、ファミリー、カップル
🌐 公式サイト:となみチューリップフェア 公式ウェブサイト
グルメ・体験

富山湾は「天然のいけす」とも称される日本屈指の漁場です。深海と浅瀬が近接した複雑な地形が、多種多様な魚介類を育てます。4月に旬を迎える食材の代表格が「白エビ」と「ホタルイカ」。白エビはその透き通るような白さと甘みから「富山湾の宝石」と呼ばれ、刺身・天ぷら・かき揚げなど様々な料理で楽しめます。
ホタルイカは3月〜5月が漁期の旬。透明感のある青白い発光が美しく、富山湾での「ホタルイカ漁見学」は幻想的な体験として人気のオプションです(4月〜5月の早朝に船が出ます)。
その他、富山ブラック(醤油ベースの濃厚ラーメン)や富山の地酒も見逃せません。富山駅周辺には海鮮居酒屋や回転寿司店が多く集まっており、旅のシメにもぴったりです。
宿泊・ホテル選びのポイント
富山旅行の宿泊は、観光の起点となる富山駅周辺が最も便利です。立山黒部アルペンルートへの始発電車、城端線・あいの風とやま鉄道などへのアクセスもよく、早朝出発でも安心して動けます。
ビジネス〜スタンダード(1泊8,000〜15,000円目安):富山駅直結の「ホテルヴィスキオ富山」は朝食の海鮮寿司食べ放題で人気。駅周辺にはドーミーイン、アパホテルなど全国チェーンも充実しています。
温泉リゾート(1泊20,000円以上の目安):富山湾を望む「雨晴温泉 磯はなび」(氷見市)は日本海と立山連峰の大パノラマが売りで、旬の海の幸を堪能できます。氷見エリアで特に高評価を得ており、非日常感を求める方に最適です。
宿泊予約は人気の宿ほど早期に埋まります。立山の雪の大谷シーズン(4月〜5月上旬)は特に競争が激しいので、計画が決まったら早めに確保するのが賢明です。
🌐 公式サイト:ホテルヴィスキオ富山 公式ウェブサイト
アクセス・モデルコース
東京から:北陸新幹線「はくたか」「かがやき」で富山駅まで約2時間〜2時間30分。
大阪・名古屋から:サンダーバード・しらさぎ経由で約2〜2時間30分。または北陸新幹線敦賀乗換。
富山市内の移動:路面電車(富山ライトレール)、富山地方鉄道、レンタカーが便利。砺波・朝日方面はレンタカーが特に快適です。
【モデルコース:2泊3日・春の富山満喫プラン】
1日目:富山駅着 → 富山市内散策(富山城址公園・富山市ガラス美術館)→ 夜は富山湾の海鮮グルメを堪能
2日目:早朝発で立山黒部アルペンルートへ → 雪の大谷ウォーク → 室堂周辺の雪山散策 → 夕方富山市に戻り温泉宿へ
3日目:午前中にあさひ舟川「春の四重奏」(4月上旬の場合)またはとなみチューリップフェア(4月下旬〜)へ → 昼食後、帰路
🌐 公式アクセス情報:富山県観光サイト「とやま観光ナビ」
注意点・デメリット
混雑について:立山黒部アルペンルートの雪の大谷シーズン(特にGW期間)は非常に混雑します。乗り物の乗車待ちが1〜2時間になることもあるため、平日・早朝の訪問が理想的。あさひ舟川の春の四重奏も駐車場が混み合うため、2026年からの事前予約制を活用しましょう。
費用について:立山黒部アルペンルートは乗り物代だけで往復16,000円前後かかります。宿泊費・食費・交通費を含めた2泊3日のトータル費用は一人当たり50,000〜80,000円程度を見込んでおくと安心です。
天候・服装について:4月の室堂平は気温が0〜5℃前後で、防寒着と歩きやすい靴が必須です。平地(富山市)は15〜18℃前後ですが、山の天気は変わりやすく雨具も持参を。花の見頃は気温によって前後するため、訪問前に最新情報を確認してください。
交通について:砺波・朝日方面は公共交通機関のみだと移動に時間がかかります。複数スポットを効率よく回るには、レンタカーの利用が現実的です。
ホテル・宿の予約はお早めに
春の富山、特に立山シーズンとGWが重なる4月下旬〜5月上旬は、県内の宿がほぼ満室になることも珍しくありません。「行きたいと思ったとき」が予約のベストタイミングです。
じゃらんnet・楽天トラベル・一休.comなどで富山の宿を早めにチェックし、気になる宿は早期予約割引を活用するのがおすすめです。立山黒部アルペンルートのチケット(乗り物)は事前購入も可能なので、公式サイトで確認しておきましょう。
まとめ
4月の富山は、雪・桜・チューリップ・菜の花という複数の絶景が一度に楽しめる、まさに「春の総合芸術」とも言える旅先です。北アルプスの雄大さと富山湾の恵みが合わさった食文化、アクセスの良さも加わって、コストパフォーマンスの高い国内旅行先として年々注目度が高まっています。
混雑しやすいスポットも多いですが、事前に計画を立てておけば快適に楽しめます。ぜひ早めに旅行計画を立てて、春の富山を満喫してください。
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